23日(金) 嵐山の扇子店「伊藤常」さんで舞扇9寸11間と10間を購入、その後、四条河原町の画践堂で画材や和紙を購入。その後、ホームセンターでもろもろ買い出し。
午前中、能舞台に使用する「天冠」の試し塗り。思い通りにいかないのが「色調」。日本の伝統色の調合と配色はむずかしい。若草色というか、この深緑色に関しても様々な名称がある。
うぐいす色、コケ色、千才茶色、柳染め色、萌黄色、若竹色、老竹色、青丹色・・。
本当に日本の伝統色は素敵だ。この舞台が終われば、日本伝統色見本帳を作ろう。
午後、枚方市駅前にあるABCクラフトに資材の買い出し。いい素材が沢山見つかった。資材屋さんはテンションが上がるなー。ホームセンター然り。
18時 山本能楽堂の2F座敷の間で「すてきな舞扇を作ろう!」のワークショップ開始。参加者は、ジョーさん、カトリーナさん、アリーサさん、イエンさん。シンさんはお休み。今回は、舞台に上がって舞をする為に持つ「舞扇」を作りました。初めに、薄い和紙に「水」をテーマに絵を描きます。
次に、水をイメージしながら和紙を切り取り、扇子の上でレイアウトします。
次は、糊付けをしてピンセットで貼付けます。ここが一番慎重な作業。
次は、落款(らっかん)作り。今回は消しゴム判子を代用。みなさん集中して制作していました。
さて、どんな舞が生まれるのでしょう!?