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カテゴリ:上海プロジェクト( 20 )
上海10日目(最終日/朱家角視察)
フライトが夕方なので、午前中、インディペンデントキューレターのリーさんが朱家角を案内してくださる。ここはベニスでもなく、アムステルダムでもない不思議な水路が入り組んだ古い街です。最近、日本のBS朝日でも紹介されている上海から日帰りで行ける観光地。気になったのは、旧市街の周りは豪邸が立ち並ぶ別荘地になっていて、大阪万博で作られたニュータウンの面影がある。古い街がなくなるのは寂しいなー。
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近江の八幡堀でもなく丹後の舟屋でもない感じがいい。
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さてさて、この朱家角全体も正午画廊の息がかかっている地域。色々と素敵な美術館や画廊、アーティスト in レジデンスもある。その中でとても気に入った施設がこれです。
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舞台に水を張る事が出来る劇場です。なんと建築は磯崎新氏。ジョンケージの水の演奏を思い出す。
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いい照明機材も揃っています。
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この扉を開け、前方の舞台にも水を張る事が出来ます。観客席から見ると川と一体になっている演出も出来る!うわーこれは凄い。ここで舞台を作りたい!!!もう完全に舞台モードに切り替わる。新作能「水の輪」やMuDAのダンスもここで出来るなー。船を使った演出も出来る。街全体を舞台空間にしてもおもしろい!いい舞台空間を見るとテンションが上がってしまう。
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反射を利用して面白い事が出来そうだ・・。あーここで何かしたい!!
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ちなみにこの場所は、4年前に「新視角」がプロジェクションした空間で、その頃は、何もない倉庫だったらしい。彼らも4年の歳月を経て、この空間が変容するとは思っていなかったみたいで唖然としていた。船から見た水上劇場!美しいなー。
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メインの橋の上からの景色
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安亭のワークショップ会場を思わせる空間。この階段から願い事をしながら金魚が放流される名所。
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名物のブタの照り焼き?とチマキ。
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レジデンス。フィンランドの作家がここで作品を作っていた。
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ここも正午画廊のギャラリー&カフェ。手広くやっているなー。
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毎年この朱家角で音楽祭が開かれる。音楽での出演依頼を受けるが・・・。僕は舞台が作りたいの・・。メディアダンスを考えようかな!?
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リーさんのお知り合いの方のお店でランチ。ここのオーナーが曲者。左の方がオーナーの李さん、日本にも何点かレストランを経営していて、中国で初めて光通信の業務を行った方らしい・・。ちなみに右の方が、リーさん、元アナウンサーで、現在、ライターやエッセイ、イベントの企画等を行っているインディペンデントキューレターです。彼女に舞台の可能性について色々とお話しする。そうそう、彼女は西安ビエンナーレのキューレターでもある。来年度開催!
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昔の俺!らしい・・・。JAZZのピアニストでもある。
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恒例の記念撮影。とりあえず、こちらの実業家はパワフル。完全に自分の世界に連れ込む能力を持っている。美術家もそれに近いと思うが・・。少し違うか!?
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最後に彼が船を手配。船でゆらゆらしながら旧市街探訪。
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口琴を奏でながら舞台について考える。
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さあ、帰国です。空港で色々と検査に引っかかる。ポスカが怪しい・・・と!別室へ。でも無問題でした。
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羊さんも無事帰国。関空からマイカーで京都に戻る。来年は北京に行くぞ!!

今回のドキュメンタリー映像は、6月中旬、京都シネマにて京都精華大学主催の映像祭で上映する予定です。そこで何かイベントも企画したいです。お楽しみに!
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by shinta_inoue | 2011-05-04 23:59 | 上海プロジェクト
上海9日目(上海市内へ移動)
朝、ホテルをチェックアウト時、お世話になったレストランの給仕さんに羊のプレゼント!このホテルもお世話になりました。
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マイクロバスで展覧会場へ移動。機材等を積み込む。
それと、安亭に何か作品を残したかったので、三輪電動自動車を無償で貸して頂いた、串焼き屋のおじさんに「羊顔」を寄贈。
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その後、マイクロバスで上海市内へ!
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正午画廊に荷物を置き、昼食へ。正午画廊の宗さんのお知り合いでおいしいお茶を出して頂くお店に行く。これはプーアール茶の15年もの!(張博士)
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高級茶藝師の李さんが作法は美しかった。
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李さんのお琴演奏。内蒙古の牧歌的な曲を演奏してくださる。(音源録音済み)
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正午画廊が経営しているカフェに行く。(市立図書館)
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夕方、正午画廊でチャンさんと会う。作品2点寄贈。
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その後、最後の晩餐へ。
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イギリスのギャラリストのパウロさんとインディペンデントキューレターのリーさんも同席。チャンさんの出身地、西安料理を食す。
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危険なお酒「白酒」。52度
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最後に僕のお願いで上海タワーを見に行く。
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ワークショップで出会った少女のひつじ作品と上海夜景。
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by shinta_inoue | 2011-05-03 23:59 | 上海プロジェクト
上海8日目(展覧会最終日)
上海8日目(展覧会最終日)

4日間連続ワークショップ+終日=未経験。僕ー(体力+気力)=睡魔・・。

本日最終日。まず新システム「覗き穴」を説明する為の看板を作ります。
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「不可思議羊体験」なイラストを描く。
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さあ!看板を取り付けワークショップ開始です。
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街頭テレビもいい感じです。
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最終日も賑わってきました。
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さあ、この羊を小型カメラで撮影、その画像をネットワークで太鼓表面に映し出します。
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そして太鼓の小さな穴を覗くと・・・。
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素敵な世界が広がります。
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こんなにもたくさんの「上海羊」が出来ました。
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最高のロケーションでのワークショップ!良き思い出。
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これぞ上海旅情・・。
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さあ、会場バラシのお時間です。
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上海スタジオもしばしお別れ。
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最後にスタッフ全員で記念撮影。
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素敵な4日間でした。展覧会も無事終了。安亭のみなさん、上海大学のみなさん、正午画廊のみなさん、スタッフのみなさん、そして一緒に悩み苦しんだ「新視角」のみなさん、辛苦了!

ここで大切な事を多く学びました。生きたワークショップのおもしろさを再認識!

謝謝
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by shinta_inoue | 2011-05-02 23:59 | 上海プロジェクト
上海7日目
そろそろ上海の記憶が薄れてきました。ちなみにこのブログは中国から帰ってから更新しています。(3日目〜)face bookではリアルタイムにUPしていたので、FCメンバーの方は「井上信太:で検索して頂ければ閲覧する事が出来ます。

上海7日目です。

早朝の放牧からスタート!呉くんと秋山くんと3人で市民公園に行く。これぞ中国!という空間での放牧場所を安亭の街で探していた。ようやく見つけましたぞ。

早速、カメラ位置を決め、放牧開始。
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ぞろぞろと集まる。後ろではエアロビや剣術をしている風景。
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何と言うかこの羊と人々との距離間が気持ちいい。c0102492_1753745.jpg

宣伝をかねて安亭牧羊計画を説明する。
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8時30分 現場入り。早速大きなモニターと機材が持ち込まれる。職人さんがあっという間にセッティングする。街角街頭テレビがスタート!
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うーん!いい感じ。この風景も美しい。
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ワークショップの方も大盛況。谷口くんもWSのお手伝い。そうそう、ケイタくんと谷口くんは、かなり中国語が話せる事にびっくり。僕も日本に戻ったらNHKの中国語講座で勉強しなくては・・。発音がむずかしい、特に僕の苦手なハヒフヘホ系!
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栄くんもやさしく子ども達と接している。
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上海大学のグラフィックの先生も参加してくださる。
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多くの子ども達が参加しています。
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その中でも一際逸材を放つ少女と出会いました。彼女の集中力と画力には驚かされます。ということで、日中対抗羊絵大会を開催。
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左が僕の羊、その他2点は彼女の作品。
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彼女の将来が楽しみ。絵に関しては完敗。
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さあ!どんどん上海羊が出来があってきましたね!
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そうそう!この少年との出会いも良かった。彼は絵を描くのは嫌いだが、2人で羊の物語を考えながら遊ぶ事にした。ホスピタルサーカスで出会った自閉症の少年と良く似ている。母親が柱の影からやさしい眼差しで彼を見つめていたのが印象的だった。
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展覧会場もモニターのおかげで来場者数が増えた。
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夕方、もっと来場者数を増やす事について栄くんと色々と話し合った。どうしたら自然に2Fまで行くのだろう?で、僕が「覗き穴」を提案。人間は穴が空いてたら覗いてしまう習性を利用して、何か出来ないかと提案する。階段下に何か仕掛けをする事で2Fまで動線が生まれるのではないか?

で、栄くんがネットワークを利用する方法を提案。ワークショップ会場で描かれた羊が、リアルタイムに撮影され、ネットワーク経由で、別の場所で描いた羊を見る事が出来るシステムを考える。では、何かBOXを作ろう!!ということで色々と資材を探していると・・・。そうそう目の前に「太鼓」が!!これや!これにしよ!ということで、レンタルしていた太鼓を購入する事に、150元を135元まで値切る。少々高いがこれを加工して覗き穴を作る事に!まず、太鼓の表面の毛を剃る、そしてグラインダーで表面を薄く削る。これがむずかしい仕事。出来上がったら反対側の太鼓の表面に2.5mmの穴をあける。そしてプロジェクターかた映像を投影すると・・・。

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完成!後はプロジェクターの位置と覗き穴が倒れない様に仕込みをするだけ。
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その後、遅い夕ご飯を食べてホテルに戻る。
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さあ!明日が最終日。展示会場とワークショップ会場をネットワークと人、そして街の空間を繋げます。
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by shinta_inoue | 2011-05-01 23:59 | 上海プロジェクト
上海6日目
上海6日目

本日のテーマは「吊る」「参加」「楽しむ」です。
昨晩、入稿した大きな看板がやってきた!会場もどんどん進化しているなー。正午画廊のジャンさんたちがお手伝い!
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本日も快晴。
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朝からWS会場は「吊り」作業です。とりあえず羊に関連するものは吊る事にします。あまり品のないモノは僕がそっと撤去します・・。えへ
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ヒモだと絡まるので、バインド線で吊る事にしました。風が吹いてプルプルしています。かわいい・・。この「かわいい」という言葉は中国の若者にも浸透しています。もの凄くかわいい事を「めっちゃ」+「かわいい」と教えました。とりあえず「めっちゃ」は使えます。ペットボトルもペン入れにリサイクルしました。
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本日も朝からたくさんの方が参加されています。
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作品も持って帰りたい方もいるので、記録として羊と作者の写真を撮っています。これは最終的に映像素材として活用する予定。
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ワークショップを仕切っていたのは、古谷さんと秋山くん。この2人が凄い。中国語が全く話せなかったのに、2日目にはかなり理解して話している。もちろん筆談もしながらですが、何だろう?人って目的を明確にすれば急激に進化するのでしょうか!?呉くんもびっくりしています。彼らのおかげで会場はいつも笑顔で一杯です。いつもの事ですがワークショップが始まると、僕は蚊帳の外。遠目から空間を見る事に専念しています。これも大事な仕事です。
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無料ですよー。のチラシを貼りました。
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出来上がった羊も吊ります。
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橋の上から見える光景が好きです。
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お隣のアフリカショップで太鼓をお借りして音の風景を作る。太鼓と口琴を奏でながら色々と明日のワークショップについて考える。
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隊長さんも参加する。
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知り合いになった書道の先生に赤のポスカをお貸ししたら、そのお礼に一筆書いてくださる。ありがたや!!ちなみに中国では「ポスカ」はかなり珍しく、ペットボトルに絵が描ける事に驚いていた。
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展覧会場では、階段の部分は羊の歩くアニメーションを投影。これも午前中に呉くんとケイタくんが即興で作る。どんどん進化しています。
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ヤシの実ジュースがみんなのお気に入り!
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夕方、無性に珈琲が飲みたくなったのでみんなでカフェへ!といっても珈琲はこちらではまだまだ高級品。市内にはスタバやカフェがあるが、田舎の方はアメリカンよりも薄ーい珈琲しかないのが現状。店内に入ると個室部屋がたくさんある。個室はチャージ料が必要(75元)僕らは個室ではない部屋で一服。珈琲の銘柄は色々と取り揃えていました。検討した結果「コロンビア」を注文。おっ!!凄いマシーンが・・・。茶文化の影響なのか!店員さんの作法も美しい。さてお味である。豆はいいが、水の問題が大きい!うーん・・。薄い・・。でも珈琲が飲めて幸せ!
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その後、会場に戻り、太鼓を叩いたり、みんなで合奏しながら遊ぶ。
さて、晩ご飯。本日は正午画廊のソウさんがご招待してくださる。そうそう、本日、山口から到着した新視角の谷口くんも合流。フルメンバーが揃いました。
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正午画廊のデザイナーさんたちと一緒に楽しいお食事会になりました。ここでソウさんにモニター一台とDVDプレイヤーをお願いする。明日のワークショップの為に!!!
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夕食後、夜の放牧を開始。いつも通っているお気に入りの屋台での放牧。
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口琴を奏でながらの放牧は気持ちいい。公安の方も素通りでした。
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その後、みんなで一杯ひっかけてホテルに戻る。
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ホテルに戻り、恒例のミーティング。ワークショップについては問題ないが、やはり展覧会場にはなかなか足が向かないのが現状。で、街頭テレビを提案。2Fで上映している映像をWS会場でも流す事にする。それと音楽をワークショプに入れる事も提案。呉くんが地元の方に「これは何をしているのか?」と聞かれて「みんなで楽しい事をしている」と答えた。これが一番いい答えだと思う。羊がどうのこうの、と話しても伝わらない部分もあり。もちろんしっかりと説明する必要もあるが、まずは美術を通して楽しむ事が大切だと思う。なので音楽も入れて明日は楽しもう!!で行きます!!

上海テレビ局のニュースにワークショップ風景が映る。
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by shinta_inoue | 2011-04-30 23:59 | 上海プロジェクト
上海5日目(展覧会OPEN)
上海5日目

快晴!ワークショップ日和。
8時集合。10時会場の予定が、9時に安亭地区のお偉いさんが視察に来るとの連絡が入る。あわてて会場の準備をする。これも中国では想定内。午前中に2社のテレビ局、午後に1社テレビ局の取材が入る。本日から4日間、この安亭老街のストリートに屋台やクラフト関係のブース等が出店され、街全体が祭りモードに切り替わって行く様子が伺えます。異種格闘技の様相ですが、こちらもどこまで街の人々とコミュニケーションが取れるか楽しみです。

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10時頃からワークショップの準備をする。古谷さんに羊フラッグを付けて頂く。c0102492_23415628.jpg

これも羽羊三景。ちなみに羽+羊=翔、三+景=影の事です。
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展覧会場は、安亭老街の中心に位置し、永安塔にほど近い立地です。1Fは、正午画廊のコレクション作品が展示され、2Fと展示場前の回廊(ワークショップ会場)が僕らのスペースになっています。
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さて、ワークショップ会場では、こんな感じに人が集まってきます。何か面白い事があれば中国の方々は集まってきます。参加はしないが、見ているだけの人も多い。
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ワークショップは、非常に簡単です。まず好きな羊を選んでポスカ等で彩色します。出来上がった羊を2Fの展覧会場に持参すると面白い事が始まります。
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で、ここで問題が発生。まず、中国ではワークショップについての概念が浸透していない。ということは僕らが何をしているか説明する必要がある。及び、無料で参加する事に対して抵抗感があるらしい・・。後でお金を取るのではないか?と疑惑の目が降り注ぐ。これもしっかり説明しながらワークショップを行う。一旦描き始めれば、みなさん集中して楽しく描きます。彼らに迷いがないのも驚く。後は、こちらの中国語を覚えなければ・・・。
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出来上がった羊を2Fのブースに持って行き、白い箱の上に乗せ、右側にある赤いスイッチを押すと・・・。
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何と壁面に自分の羊がアニメーションになって出現するのです。反転になったり、ひっついたりします。これは栄くんがMAXでプログラミングしました。
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さて、会場に戻りましょう!こんなお客さんも参加しました。
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用意していた羊もどんどん減って行きます。
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呉くん、ケイタくん、秋山くん、古谷さん!
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笛売りおじさんと口琴でセッションする。
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展覧会場の風景
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陰影とアニメーション、そしてぐるぐる回る羊との関係が不思議な空間を作り出します。この空間は何時間座っていても心地いい!
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羊飼いの上海スタジオ。
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夜は、地元の方に教えて頂いたワンタンのお店に行く。
おいしすぎて何杯食べてのかしら・・。
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ホテルに戻り、明日のワークショップや会場構成について話し合う。ワークショップの参加者は多いが、2Fの会場まで足を運ぶ人が少ない。この問題を重点的に話し合う。

2Fの会場に行く事に抵抗がある人が多い。
動線の確保、案内板を作る?
1Fの正午画廊の作品群が格式高い作品が多いので入場しにくい。
2Fでお金を取られるのではないか?と心配する人も多い。
中国語表記が少ないのでは?及び、言葉の問題も!

という事で、色々と話し合いの結果、2日目はワークショップ会場を盛り上げる事に専念する。安亭の人々とのコミュニケーションを大事にする事しました。テーマは「吊る」です。及び、ドキュメンタリー映像も更新する事にしました。

6日目に続く
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by shinta_inoue | 2011-04-29 23:59 | 上海プロジェクト
上海4日目(展覧会前日/仕込み)
上海4日目です。

昨日、地元の大工さんがくるくる装置のテーブルを作ってくれた際、余ったコンパネで丸いキャンバスを2点、30cm角の四角板を2点、60cm角の四角板を1点の制作をお願いする。下地塗りもお願いしたが、購入した中国のペンキと刷毛の相性が悪く、ぬめ〜とした下地になった。これはこれでおもしろい。兎に角、絵を描く事に集中する。

昨晩、ミーティング終了後、ホテルの部屋で作品を2点描く。1点目は「羽羊三景」をイメージした絵。2点目は「自画像」。朝方まで描いていましたが、時間を忘れ、心地いい朝を迎える。

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10時に現場入り。上海大学の学生や栄くんと合流。
早速、看板のデザインをケイタくんがしてくれる。羽羊もいい感じに配置される。
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上海大学の学生さんは、窓の遮光作業。栄くんが黒マットのいい紙を持参。これをサイズにカットして、直接ガラス戸に糊で貼付ける。おおおおーーー大丈夫なのか・・・。搬出の事も考えないと・・・。しかしこの方法で処理する事になる。
恐るべし中国パワー。
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僕は上海スタジオをOPEN!3点目の作品に取りかかる。それにしても、天気が良く、心地良いそよ風が吹くスタジオ。
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確実に寝ます。いつもの光景!学生のマオマオに激写される・・。
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ランチは近くの食堂からのデリバリー!これがまたうまい!!
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古谷さんと秋山くんに羊の吊り作業を依頼。映像とのバランスがむずかしい。
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ちなみに今回のプロジェクターは9基使用、その中の6基は5000ルーメンの最新式!しかもレンタル料が格安!!しかも電話一本で即納入。PA関係のミキサー、スピーカもビックサイズが持ち込まれた。これは正午画廊の力なのか、それとも中国の業者の良心なのかわからないが、こちらとしては仕事がしやすい環境が整っていた。

上海大学院生のリーくんが羊のアニメーションを制作、隣で呉くんが羊飼いのドキュメンタリーの編集作業、その隣で僕が居眠り・・。すいません。
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夕方から映像シューティング。いい感じになってきました。
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看板も出来上がる。中国の仕事の速さに驚かされっぱなし・・。最後につじつまが合qわせる中国スパートは、現代中国を表しているな〜。こちらはヒヤヒヤしていますが!
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僕も最後の絵画を描き中・・・。
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羊空間もかなりかっこいい!!虚構と現実の交差。新視角の仕事量、妥協しない映像美の追求。本当に彼らの姿勢は美しい。c0102492_21412513.jpg


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階段では、上海大学メディアデザイン科の講師である栄くんがインタラクティブ映像作品の実験。僕がイメージする羊空間を超える、新しいビジョンを示してくれる。本当にプロフェッショナルな作家との仕事は楽しすぎる!!!
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上海大学の学生さんにお願いいしてミニワークショップを開く。これは明日の朝に仕込みます。
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作品も4点出来上がる。全ての絵画に違う照明を投影する事にする。
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栄くんの作った照明をお借りして一点照明!
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この作品もダウンライト照明で見せる事に・・。(※設営中)
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林ケイタくんにPCでマスクを作って頂き、プロジェクターライトで作品を投影する方法を考える。
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作品は2点テグスで中吊り。絵画が空中に浮いている様な演出。
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夜中まで作業が続く・・・・。
奥の鉄格子部分を白いパネルで覆う作業もする。(呉くん買い出し)
明日のワークショップの準備も進める・・・。

上海大学の羊飼い達!
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5日目に続く
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by shinta_inoue | 2011-04-28 23:59 | 上海プロジェクト
上海3日目
上海3日目です。

朝食はホテルで済ませ、タクシーで安亭老街へ。昨日に引き続き2チームに分かれ作業開始。羊チームは羊のフリー放牧。スタートは永安塔、川沿いをぶらぶらと散歩しながら、お茶の専門店、果物店、玩具屋、露店前等で放牧する。一方、くるくる装置チームは、引き続き動作のチェックと全体の空間構成をしました。

安亭の放牧風景
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くるくる装置
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昼食後、放牧チームは、安亭老街の中で「串焼き屋さん」を営んでいるおじさんに、三輪電気自動車をお借りして放牧いたしました。これが何とも言えないいい感じで街の中に溶け込みました。

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羊も一緒!
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後部座席に呉くんが乗車。色々な角度からの撮影を試みました。
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永安塔の最上階(地上30m)からも撮影もしましたが、携帯電話がなかったので約500mぐらい離れた所からジェスチャーで意思疎通をはかるのがおもしろかった。夕立もあったがお天気は良好!
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新視角の林ケイタくん、呉くんと色々と空間について話し合う。
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夕方から展示会場の設営準備、羊アニメーションの投影実験、ワークショップで使用する映像システムの実験など、各自が忙しく動き出す。上海大学の学生も電源関係、お掃除等、率先して動いてくれるのがありがたい。
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夕食は10時過ぎ、今晩は火鍋料理で精力をつける。
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ホテルに帰ってもミーティングは続く・・・。
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by shinta_inoue | 2011-04-27 23:59 | 上海プロジェクト
上海2日目
上海2日目です。

朝、車のクラクションの音で目覚める。本日も快晴!羊の放牧がはじまります。8時30分、ホテルのレストランで朝ご飯。ザーサイと蒸しパンがおいしすぎて7個も食べる。本当に上海は食べ物がおいしい。また太りそう・・・。

10時 ホテル出発、安亭老街内の特設ギャラリーに機材等を搬入。上海工科大学の講師である栄くんとその学生4人と合流。早速、自己紹介がてら展示会場に羊を一緒に放牧する。

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学生達に羊飼いプロジェクトの概要をお話しする。
左からファンくん、ワンくん、シュくん、リーくん&栄くん
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午前中は、安亭老街内のランドマークである永安塔周辺で撮影開始。まずは地元の方々にご挨拶放牧です。お天気は快晴、気温31度、体に応える。ちなみに今回の放牧帽子は「赤」です。

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昼食時、正午画廊のソウさん達と一緒に会食。ここで上海の学生達に「即席羊ワークショップ」を開催。みんなで小羊に塗り絵をしました。
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「上海羊」の出来上がり!即席合評!こちらの学生もデザイン力が高い。
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午後から2チームに分けて、展示使用する「くるくるマシーン」の開発チームと放牧チーム。くるくるマシーンチームは、ケイタくん、栄くん、古谷さん、シュくん、ファンくん、放牧チームは、呉くん、秋山くん、リーくん、ワンくんと僕。

開発チームは、上海郊外で物資の調達。ねじはねじ屋さんで購入。ガラス板は家具屋さん、金属加工は職人さんの所で!何だかこの様なシステムもいいですね。ホームセンターで全部揃ってしまう日本よりも手間がかかりそうですが、何か新しいモノを作るときの「即興性」は中国の方が高いかも!?旋盤機でサイズを指定すると、その場で削ったり、こんな感じで作りたい!と言うとすぐ作る感じがうれしい。見積もり取って、出来上がりは一週間後ね!と言われるより、こちらの街の職人が一緒に考えて作る空間がいいな!日本の町工場の技術は世界でも認められているが、中国もそれなりに技術力があったのがうれしい。いつか日本と中国の町工場コラボもあってもいいな!

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こちら放牧チームは、車で上海自動車博物館へ。この安亭という町は自動車産業の中心地。アメリカで言うデトロイトみたいな感じです。フォルクスワーゲンも最初に生産工場を構えた場所でもあり、ほとんどの自動車メーカーの工場等が隣接されています。大きなカーポーターも走れるほど道路が広く作られている。なので道路を横切るときは命がけ!

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博物館は到着、呉くんが色々と交渉する。問題なく交渉成立。
早速放牧開始。
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車輪の歴史から最新の車までゆったりと美しく展示されている。床が鏡の様に磨かれていた。車好きの方はおすすめ観光スポットです。約一時間の放牧。

次に本日のメインイベント「上海サーキット場」へ。ここでも呉くんが交渉して頂いたので放牧が出来た。それにしても、即興性の交渉術は中国は凄いなー。色々と勉強になる。このサーキット場は、数年前に出来た新しい施設。設備等も最新式らしい。プレスルームがかなりかっこよかった!客席周辺とある特別な場所で放牧。これはお楽しみ!あっ昨日の韓流スターに続き、本日も香港の若手ビックスターに会う。サーキットでの撮影らしい・・。何だか連日アジアの有名人に遭遇する。ちなみに僕は両者とも知りません。

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その後、旧市街でロケハンしながら安亭老街へ戻る。夕日をバックに最後の放牧。夕食後、開発チームと合流。かなりハイテクとローテクが入り交じった作業をしていた。古谷さん大活躍!

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その後、夜の街をうろうろとパイナップルを食べながらホテルに戻る。到着後、全体ミーティング。広報、マシーンの図面、必要機材のリストアップ、放牧段取り等を話し合う。今回はそれぞれの役割がはっきりしているいいチーム構成。明日も楽しみましょう。
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by shinta_inoue | 2011-04-26 23:59 | 上海プロジェクト
上海1日目
わくわくどきどき!上海での羊の放牧です。ネット環境が整いましたので、出来る限り毎日更新いたします。お楽しみください。

関空に12時頃に到着。離陸が16時なのに・・。早く着きすぎた。大阪カンヴァスプロジェクトのディレクションをしている古谷さんも12時40分後到着。空港内に展示しているカンヴァスプロジェクトの作品を一緒に見に行く。

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昼食後、国際線のチェックカウンター前で、林ケイタくんと秋山くんも待つ。入国ロビーで韓流スターと出会う。女子が目の色を変えて追いかけている姿が美しい。ぼくも一緒に写真を撮影しようと試みたがSPに止められ、みんなに笑われる。情けない・・。

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16時離陸、約2時間弱のフライト。上海の海は澱んでいる。
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羊さんも到着です。
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その後、空港ロビーで呉くんがお出迎え。運転手付きレンタカーで上海市内へ。さあ!上海ナイトです。正午画廊のチャンさんと四川料理を食べに行く。
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チャンさんはもともと上海のインディペンデントキューレターで、中国の若手現代美術を引率した第一人者です。現在、彼は世界中で色々なプロジェクトを仕掛ける仕事人で、アングラな世界から表舞台で活動をはじめています。以前、京都精華大学でのシンポジウムでも来日されていて、先月、このブログでも紹介した台湾のキューレター、サンディーさんのお友達です。アジア現代美術のネットワークはエネルギッシュです。繋がりがとても大切だと感じますね。

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その後、車で安亭のホテルへ。僕の部屋で全体ミーティング。

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さあ!明日から放牧開始です。かなりディープな所でも放牧可能になりました。お楽しみに!
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by shinta_inoue | 2011-04-25 23:59 | 上海プロジェクト