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「electronic evening2010:電子音楽の夕べ」@法然院
音のリズムの事をよく考える。世界には色々なリズムがある。土地のリズム、言葉のリズム、そしてボクの大好きな祭のリズム。ボクはよく旅をします。その土地を知る為には、その土地の独特の音階やリズムを知る事が大切です。

ボクは20代の頃、ヨーロッパの劇場を中心にツアーをしながら演奏家として活動していました。夏は各都市で開催されているパーカッションフェスティバルや音楽フェスに参加して、世界各地のパーカッショニストと共演をしました。アフリカのリズム、東欧のリズム、ブラジルのリズムを覚え、そして、インドネシア、中国、韓国のリズムにもたくさん触れました。特に、インドネシアのガムランのリズム、音階に衝撃を受けた記憶があります。言葉では伝えられない伝達方法としてリズムはとても大切だと感じた青年時代。

世界のリズムに触れると、必然的に日本のリズムにも興味が出て来ます。日本各地でもテンポが違う和太鼓のリズムがあります。特に青森のねぶた祭りの「どーん こ どんどん、どーん こ どんどん」と沖縄のエイサーの「ドンーっドン」の2つのリズムを合わせるのは非常にむずかしい。青森は「後付き」リズム、沖縄は「前付き」リズム。それぞれの方言に近いリズム感があり、セッションすると息が合わないというか、微妙なリズム間の違いに驚かされます。 三線と三味線の違いにも似てますね。その他にも、秩父屋台囃子のリズム、三宅のリズム、江戸のリズム、北陸のリズム・・・。このように土地の持っている独自の伝統文化のリズムがあり、旅をする時は、この「リズム」を大切にコミュニケーションをとると楽しめます。

京都にも「祇園囃子」の独特のリズムがあり、独自の風土と文化が生んだ「京都音環境」があります。コンコンチキチン コンチキチン。

で、前置きが長くなったなー。昨日、京都・法然院で「electronic evening2010:電子音楽の夕べ」が開催されたので行きました。今回、会場の法然院は、幼少の頃、走り回ってよく遊んだ空間で、哲学の道、銀閣寺道周辺で「銀トカゲ」を捕まえていました。何だかなつかしい気持ちで会場に足を運ぶ。ここでも京都の独特のリズムと空間がありました、

会場には30分早くついたので白砂壇を見ながらうろうろ。12年前にここで羊を放牧した記憶が蘇る。インセンスショップのリスンさんが心地いい香りでおもてなし。夕涼みの匂いが法然院に漂う。あー夏の記憶の匂いです。夕立の後の独特な甘い匂いに似た感じ。会場に入るまでの動線・演出が素敵です。これが京都のリズムです。

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10分押しで会場がOPEN。受付を済ませ、お茶席のチケットを購入。枯山水を横目で見ながらライブ会場へ。廊下でご招待して下さった茶席のディレクター酒井千穂さんにお会いする。それにしても何とも言えない素敵な空間。茶席の灯と映像空間、渡り廊下のカラフルな灯、枯山水に池の映像を映し込む、全て音環境を感じながら客人をおもてなすセッティングになっています。気に入ったのは、北書院の空間構成。畳の上にゴロンとしながら音を聴くしつらえ。扇風機がいい演出になっている。

北書院のしつらえ
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御茶席のしつらえ
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廊下の光群
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枯山水
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さて、会場に入ると浄土庭園の美しさに驚かされる。そこにLEDの小さな光が無数にセッティングされている。ボクは縁側で庭園を見ながら音楽を聴く事にしました。この庭園は京の名水として名高い清水「善気水」が湧出しています。時より「ししおどし」の音色が聞こえます。これも京都のリズム

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ライブが静かに夕暮れと琴の音色ではじまる。 もう限界です。眠りそうです・・・。うとうとしながら琴とアンビエントな音がボクの空間を包み込む。Plan+eと琴奏者今西玲子さんのセッション。目を閉じながら旋律を追いかける、演奏が終わり目を開けるとそこは「宇宙」でした。秋虫の鳴き声がセミの鳴き声をレクイエム。

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この灯空間を演出したのは、灯道家の栗倉久達さん。見事な空間構成です。5分休憩後、宮城県在住のCoupieのユニッットによる演奏。何だか自給自足をしながら音楽活動をしているらしい!彼らの演奏は、静粛な農と人間の狂気を含んだ独特の音階リズムでした。もう完全に音を聴くというより、この宇宙音空間を感じる方にシフトしています。気持ちいいです。観客もそれぞれ好きな場所で時間を過ごしています。

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で、ここで少し場所を変えて茶席へ。今回のお菓子は、京菓子あずき処・宝泉堂さんが「電子音楽の調べ」の為に創作して頂いています。スタッフで成安出身の田辺真理ちゃんにもご挨拶。おいしい御抹茶とお菓子を頂きながら千穂ちゃんと談笑。

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千穂ちゃん
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その後、北書院で寝ながら「いろのみ」さんの演奏を聴く。ピアノとアコースティクギターとのユニット。これがよかった。ボクの音階とリズムに合って、脳の隙間に一音一音入って来る感じ。あー気持ちいいなー。と思いながら数分熟睡してしまう。拍手の音で目が覚める。あー寝てしまった。最後に「Firo」さんの演奏。サンプリング中心に音のかけらを積み重ね独特のリズムを構成していました。それにしてもウトウトしています。眠いよりも心地よすぎます。ボクが主宰する「羊を数えて眠る会」に通じる眠りを誘う空間でした。

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今回の来場者は、150人ぐらいかな!?なんとも贅沢な時間を提供して下さった涼音堂茶舗さんに感謝です。帰り際、北書院で琴奏者の今西玲子さんが静かに客人の帰りを見送る演出が素敵。
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帰り、ししおどしが「こーん」と素敵な音色を奏でる。
これが京都時間、京都リズムどす。
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by shinta_inoue | 2010-08-29 16:54 | 展覧会&ライブ
昼寝の前に告知
本日、近江八幡の西の湖に浮かぶ「浮き島:権座」で、秋に開催するインドネシア音楽・舞踏とメディアアートのプロジェクトについて企画書を作っていました。

内容は、西の湖・権座で音、照明、映像、ダンスがセッションしながら新しい視覚表現を提案しています。観客は「和船」に乗船してこの空間を体感しながら目撃する仕掛けです。船上野菜市や地元の農業組合の方々と収穫祭も同時に企画しています。

メディアは、LED照明とマルチ8chサウンド、4台の映像プロジェクション、パノラマスクリーン、インドネシア音楽と舞踏の共演。何だかわくわくします。来年、これをベースにアジアツアーが出来ればなーと思ったりして・・。お船の上でランチピクニックはいかが?
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で、今から昼寝します。最近寝不足なので...。
と、その前に色々とおもしろいイベントがあるので告知します。

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明日28日、京都・法然院にて「electronic evening2010:電子音楽の夕べ」が開催されます。美術ライターの酒井千穂さんからのお誘いです。ボクも行きます。会場の法然院は幼少の頃、よく遊んだ記憶があります。夏は沢ガニを捕って、唐揚げにして食べました。

■初座:day1
8/28(土) 法然院 方丈(京都市左京区鹿ヶ谷)
18:00-20:30
前売り¥3,000 チケットぴあ
(0570-02-9999/0570-02-9966、Pコード:115-617)
*浴衣で来場の方にはおみやげつき
御茶券 ¥700
(御抹茶/宝泉堂とのコラボレートによる和菓子付き)
Live:Firo、いろのみ、Coupie、
plan+e(今西玲子、糸魚健一+古舘健)
映像インスタレーション:東京食堂、OTOGRAPH
空間インスタレーション:粟倉久達(灯道家)
御茶席:酒井千穂
香り:LISN
御菓子:宝泉堂
協力:クラブメトロ、カフェアンデパンダン
http://www.ryoondo-tea.jp/event/event.html

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映像作家の谷口 正博さん+ 林 ケイタさんの企画展が愛知県で開催されます。あいちトリエンナーレのパートナシップ事業らしいですが、こちらの方がおもしろそうです。 個人的に大規模な展覧会より、こんな感じの企画展が好きです。ゆっくりまったり見るのがいいですね!お薦めです。

STAY from JOKAISO
9.18~26
http://stay-visit.com/index.html

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岐阜・おおがきビエンナーレ2010のホームページがUPされました。こちらはメディア好きの方には楽しい展覧会だと思います。i-phoneがあればより楽しめます。ボクはあれを持ってないので・・。

ボクもIAMASのH.584チームと「羊飼い物語」を制作しました。こちらも是非、覗きに来て下さい。
岐阜・おおがきビエンナーレ2010
http://www.iamas.ac.jp/biennale10/index.html

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アーティストの岩淵拓郎さんからのプロジェクトのご案内です。
バーンスリー奏者の中川博志さんが総合演出、音楽家の小島剛さん、インドネシア舞踏家の佐久間新さんも監修されています。ボクも参加したいなー。

おどれ、太陽の塔!
みんなでつくる青空の下の大演奏会プロジェクト
「1000人で音楽をする日。」


楽器ができる人もできない人も、歌が上手な人も苦手な人も、リズム感がある
人もない人も、10月23日は太陽の塔の下に集まって、みんなで《音楽》を楽し
んでみませんか?「1000人で音楽をする日。」は、子どもからお年寄りまで誰
でも参加できる青空の下の大演奏会プロジェクト。竹の筒や木の棒など自然の
楽器を使い、秋の万博公園に誰も聴いたことがない不思議な音楽を響かせます。
もちろん聴くだけでもOK。ご家族、お友だち、ご近所さん、会社の同僚……み
んな誘ってぜひご参加ください!


《演奏会》「1000人で音楽をする日。」
日 時:2010年10月23日(土) 13:00~
参加費:無料(自然文化園入園料が別途必要)
会 場:万博記念公園 自然文化園 お祭り広場


《練習ワークショップ》「◯人で音楽を練習する日。」
8/22(日) 「150人で音楽を練習する日。」
9/11(土) 「300人で音楽を練習する日。」
10/11(祝)「もうすぐ1000人で音楽をする日。」
10/23(土) 「1000人で音楽をする日。」
時 間:14:00~
参加費:無料( 自然文化園入園料が別途必要です)
会 場:国立民族学博物館 特別展示館地階ピロティ
※終了後はファームエキスポにて夕涼みミーティングを予定(雨天中止)


●ホームページ:http://www.1000ongaku.com/

開催目的》
・多くの人が音楽をするという目的のために集い、その体験を共有します。
・東南アジア固有の音楽思想を演奏を通して体験し、異文化への理解を深めます。
・1000人の大人数によって作り出した、誰も聴いたことがない音の響きを楽しみます。
・誰でも参加可能であるという、新しい音楽のあり方について体験します。
・本番までのワークショップを通して、文化における恊働の意味を見つめ直します。


《演目『ウドロ・ウドロ』について》
フィリピン人の作曲家、ホセ・マセダ (José Maceda, 1917~2004)による1975
年の作品。4種類の簡単な楽器と声だけで演奏されるこの曲は「30人から数千人
のための演奏者の音楽」と書かれていて、専門的に音楽を勉強したり訓練した
ことのない人でも演奏に参加することができるように作られています。音楽は、
専門家だけのものじゃなく、誰でもがつくったり、歌ったり、楽しむことので
きるもの。東南アジアの部族の音楽を調査したマセダは、そうした西洋とはち
がう音楽のありかたを見つけ出し、それを出発に新しい音楽をつくろうとしま
した。五線譜に押し込められたヨーロッパの模倣ではないアジア自前の音楽、
そのひとつが「ウドロ・ウドロ」です。マセダのこうした姿勢は、多くの人々
に評価され、1975年にマニラで初演されたあと、ドイツ、日本(東京、大阪、
京都、島根、福岡)、インドネシアなどで演奏されてきました。


主催:財団法人千里文化財団
協力:国立民族学博物館、TOA株式会社、大阪大学CSCD
助成:独立行政法人日本万国博覧会記念機構
企画・制作:「1000人で音楽をする日。」制作実行委員会

《問い合わせ》
財団法人 千里文化財団「1000人で音楽をする日。」事務局
tel.06-6877-8893 fax.06-6878-3716
mail. udlot_udlot@senri-f.or.jp


おやすみなさいー
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by shinta_inoue | 2010-08-27 15:09 | 羊飼いの口笛
水の輪:現場視察
今年も新作能「水の輪」を上演致します。場所は、昨年開催した八軒屋浜のすぐ隣「川の駅」で開催します。本日は、山本能楽堂の章弘先生とよしえさん、プロデューサーの古谷さんと現場視察&打ち合わせをしました。ボクの担当は、ワークショップと舞台構成です。それにしても相変わらずむずかしいスペースでの公演になります。どうのようにすれば美しく見えるのか・・・。色々と思案中。ちなみに、前回は子供を対象にワークショップを開催しましたが、今回は「水都大阪2010」企画ということで、国際都市大阪をアピールする為、在日外国人の方々を対象にワークショップを企画しています。様々な国の人たちが来て、どんな水鳥が生まれるか楽しみです。それと、参加者の衣装も作ろうと思っています。浴衣と着物を合わせた「ふしぎな日本の着物」を計画中。さて、どんな衣装になるのでしょうか?

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ここを生かす!?
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ここも生かす!?
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ワイドのステージ!?
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現在、このワークショップをお手伝いして下さるボランティアさんを募集しています。外国の方と楽しくコミュニケーション出来る方、伝統芸能を学びたい方、舞台美術に興味のある方、是非、一緒に素敵な舞台を作りましょう!

水都大阪2010企画 新作能「水の輪」
●本番 
2010年10月3日(日)18時頃予定 天満橋 川の駅

●リハーサル 
2010年10月1日(金)時間未定

●ワークショップ予定日 
2010年9月17日(金)夜〜(時間未定)
2010年9月24日(金)夜〜(時間未定)

お問い合わせは、山本能楽堂までご連絡下さい。
http://www.noh-theater.com/

メモ:
昨日開催した「中庭の音楽」がUPされています。
しが県民芸術創造館ブログ
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by shinta_inoue | 2010-08-26 21:11 | 水の輪(新作能)
植物と中庭の音楽:ワークショップ
しが県民芸術創造館に行って来ました。7月から植えた植物達も実や花になり、いつでも収穫して食べる事が出来ます。プチトマトもおいしいです。ヒマワリはもうすぐ種の収穫です。

13時「中庭の音楽」のワークショップを開催しました。
いつもの素敵なお友達が遊びにきました。最初に遊びに来たのは、彼は絵を描くのがキライで、太鼓を叩く事が大好きなTくんです。今回は太鼓を叩く前に絵を描く事にしました。まず、彼に「音色」のお話をしました。そしてクレヨンで太鼓を叩く様に「トントン」しながら絵を描きます。中庭から見える風景を音色にしていきます。トマト、野菜、空、水、植木鉢・・・。彼はとても楽しそうに絵を描きます。出来上がったのは素敵な音色の「楽譜」になりました。
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次に、楽譜をみながら実際に太鼓を叩きます。ボクは木琴を空中にぶら下げて彼に叩いてもらい事にしました。その後、ミニガムランやコンガ、リンにマラカス等を歩きながら演奏します。中庭に響く素敵な音楽が生まれました。
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本日は、ダンス&ピープルを主宰されている五島智子さんの基調講演があり、近江兄弟社のとりいしん平さんが来られていました。しん平さんも演奏に乱入し、水やり用のホースを使ってチャプチャプ、シャーシャー、ピチピチ等の「水の音」を演奏。それと一緒にみんなで大演奏会がはじまります。テンションの上がって来たTくんが即興で歌を謡いはじめました。「ひまわりの歌」「水の歌」「ボクは誰」「終わりの歌」。本当に凄いです。楽しいなー。
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空中に楽器をたくさん吊りました。
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植物達も喜んでいるのでしょうか?ひまわりくん!
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Yちゃんが虹を作ってくれました。
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植物の宇宙人を描いて中庭に展示します。
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なんだろう!?
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終了後、みんなに中庭で採れた「風船かずら」の種をプレゼント!
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本日はたくさん収穫のあった日でした。楽器を吊って演奏する。音色の楽譜を作る。即興で歌を作る。真剣に遊ぶ!また遊びましょう。

スタッフ:吉倉くん 撮影:辻村さん
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by shinta_inoue | 2010-08-25 23:59 | 創造的中庭菜園計画
アートリーダーズ ミーティングと中庭ワークショップ
明日、しが県民芸術創造館で「特別中庭ワークショップ」をします。植物と音楽を作ったり、切り絵をしたり、のんびりまったり中庭晩夏を楽しみましょう。それと同じ会場で、「アートリーダーズ ミーティング」の企画で、ダンス&ピープルの五島智子さんの「和い 輪い 講演」基調講演:アート活動と福祉の現状」が14時からあります。是非、こちらもお越し下さいませ。

ボクもこの企画に参加していまして、9月10日に大津のある小学校で美術ワークショップ「心地よい居場所づくり」を計画しています。興味のある方はこちらへ 
問合わせ先:しが県民芸術創造館
Tel: 077-564-5815 Fax: 077-564-5851
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アートリーダーズ ミーティング
http://www.souzoukan.jp/news/2655

少子高齢化、格差社会、無縁社会など様々な問題をかかえる社会の中で、子育て、介護、障害者や社会的弱者を支える福祉の現場を取り巻く環境が大きく変化していることは言うまでもありません。
 新しい福祉のあり方が求められる中、「アートリーダーズミーティング」では、文化施設職員を中心に、福祉の現場で活動する方、教育関係者などと一緒に“アートから考える福祉”をテーマにワークショップと意見交換を行います。
【参加対象】文化施設職員、学校・福祉関係者、アーティスト、アートマネージメントを学ぶ者(関心のある方)、行政関係者
【参加費】無料
【申し込み/問い合わせ先】 「アートリーダーズミーティング」のチラシ裏面にある申込用紙に必要事項を記入の上、しが県民芸術創造館にFAXでお申し込みいただくか、お電話でご参加をお伝え下さい。
【ワークショップ日程】
1.「和い 輪い 講演」基調講演:アート活動と福祉の現状
ゲスト:五島智子(Dance&People代表)
進行:山之内 洋(滋賀県社会福祉事業団 企画事業部 芸術文化振興事業担当)
日時:2010年 8月25日(水) 14:00~15:30
会場:しが県民芸術創造館 練習室1
定員:30名

2.演劇ワークショップ「ココロで話す」
講師: 橋本久仁彦(スクール・オブ・プレイバックシアター日本校講師)
日時:2010年8月26日(木) 18:00~19:00
会場:しが県民芸術創造館 リハーサル室
定員:30名

3.ダンスワークショップ「触れて話す」
講師:坂本公成(ダンサー)
日時:2010年8月26日(木) 19:10~20:10
会場:しが県民芸術創造館 リハーサル室
定員:30名

4.美術ワークショップ「心地よい居場所づくり」
講師:井上信太(美術作家)
日時:2010年9月10日(金)15:00~17:00 
会場: 大津市内の小学校
定員:20名

5.宣伝美術ワークショップ「伝わるデザイン」
講師:清水俊洋(デザイナー)/砂連尾瞳(デザイナー)
日時:2010年9月17日(金)14:00~17:00
会場:しが県民芸術創造館 練習室3
定員:20名

6.結び「トーク&ワールド・カフェ」
講師:志賀玲子((財)地域創造/公共ホール現代ダンス活性化事業コーディネーター)
進行:柴田英杞(文化芸術コーディネーター)
日時:2010年10月7日(木)18:00~20:00 
会場:しが県民芸術創造館 練習室1
定員:30名
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by shinta_inoue | 2010-08-24 21:42 | 創造的中庭菜園計画
羊の車窓(番外編)
羊の放牧が終え、スタッフのみなさんとお別れ。
かっこよく車を走らせ名神高速へ・・・。

で、大垣インターチェンジでハプニング!?
車の窓が閉まらない・・・。
え、えーー!?なんで?
原因不明!エンジン等は異常がないが・・・。車検出したばっかりだし・・。
えーーー?なんでー?

とりあえず、右側の窓を開けながら高速を走行。
熱風が容赦なしに車内になだれ込む。
快適なドライブが、熱中症に成りかねない「サウナドライブ」
あまりの暑さでサービスエリアで休憩!
このままではぶっ倒れるぞ
どうしたものか!??
JAFを呼ぶか!!?うーん?? そうだ!
何かでカバーをしよう!

車内を見渡すとそこに「彼ら」がいました。


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作品名「ひつじのまど」2010/8/23
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ドアミラーが見える様にお腹を切断。
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水分を買い込み、車を走らせる。
熱風は入るが、気持ち微風・・。
他にいい方法がないのか考えながら、
京都まで約4時間。
赤い帽子をかぶり、上半身裸のヒツジボーイが運転手。変態最高!めぇい!!

地元の修理工場に持ち込み、おやじさんに笑われた。
ちなみにモータ系の故障らしい。

まあ、羊の新しい使い方が発見できたのが収穫です。
ありがとうひつじさん。
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by shinta_inoue | 2010-08-24 01:37 | 岐阜おおがきビエンナーレ2010
大垣放牧4日目
昨夜、映像作家・池田泰教さんが滞在先の前田邸に遊びに来ました。彼は昨年、新宿での放牧撮影を担当して頂きました。新宿での秘話、大垣と新宿との関係性、必然性などを話し合いました。現在、彼は「あいちトリエンナーレ」のメディア関係の設営を担当しているらしい。
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さて、放牧4日目(最終日)です、8時30分、大垣駅バス停前で放牧。今回の大垣放牧は、カメラワーク、町の動き、人の流れを意識しながら放牧を心掛けました。この「バス停」のシーンでは、流れの中で体が自然に動き、ボクが映っている映像がクリアに見える感覚に導かれました。このふしぎな体験はなんだったんだろう!?意識が飛んでたのでしょうか!?暑さのせいで・・・。

さて、最後の重要なシーンは、大垣市民プールでの撮影です。映像スコアの指示通り、ストリートミュージシャンの方との放牧セッションです。今回のゲストは、愛知県在住・音楽家の山田亮さん、作曲やエレクトニック系の楽器を演奏する方ですが、今回は鍵盤ハーモニカで参加して頂きました。
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山田さんの即興的な鍵ハモの音色に酔いしれながらの市民プールの前での放牧。時間の感覚や暑さも忘れ、凛とした空間が生まれました。プールでこども達が楽しんでいる声やプールに飛び込む水の音も含めた「羊飼い式プールの音楽」。
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最後のシーンとしては、最高のクランクアップになりましたね。ちなみに昨年の新宿でのゲストは、横浜在住、作曲家・パーカッションニストの鈴木悦久さんです。毎回違う、音楽家とのセッションは最高にクールっす。

その後、駅前であるシーンを撮影して終了!!!
IAMASに戻り、荷物を車に積み込みスタッフのみんなとお別れです。さあ、彼らはキャプションをして編集の日々です。個人と向き合いながら新しいコミュニケーションを模索して下さい。楽しみにしていますよ。とりあえず、大垣放牧お疲れさまです。
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by shinta_inoue | 2010-08-23 23:58 | 岐阜おおがきビエンナーレ2010
大垣放牧3日目
3日目の羊放牧。16時 IAMASに集合。うだるような暑さが照りつけます。
まず、牛舎、高架下、美容院、タカケン前などで放牧&ゴロゴロです。c0102492_263194.jpg


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夕食後、中村屋の前をごろごろ、ロックシティーをごろごろ、工場をごろごろ、何とかピアをごろごろ、ごろごろ、ごろごろ、と羊飼いは歩き続けます。どこに向かっているのか!?何を探しているのか?ごろごろ・・・・。
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明日8時30分、OS前から最後の放牧がスタート。あるミュージシャンとのセッションが楽しみ。放牧終了後、京都に戻ります。
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by shinta_inoue | 2010-08-22 23:59 | 岐阜おおがきビエンナーレ2010
あいちトリエンナーレ2010
3日目です。本日の放牧が16時スタートなので、前田真二郎さんと名古屋で開催している「あいちトリエンナーレ2010」に遊びに行く。まず、メイン会場の愛知芸術文化センターへ向かう。チケット¥1,800、全会場の美術展を見る事が出来ます。フリーパスもあります。
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個人的に気に入ったのは、モスクワ生まれ、パリ在住のズリカ・ブアブデラさんの作品構成がよかった。映像+空間+音、そして宗教と愛。絶妙な関係をサラッと見せる所がうまい!いい作家です。その他に、ジャン・ホァンさんの巨大作品。アマル・カンワルさんの映像作品、そして作家のお名前がわからないが、映像と観客席を構成した作品等もよかったですね。

昼食は、文化センター近くのベトナム料理屋さんへ。ランチがお得でお薦めです。食後のベトナムコーヒーは美味。ベトナム料理Annam blue
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次に名古屋市美術館へ。まず、オー・インファンさんの「お香」を使ったインスタレーションが素敵。そして、2Fのラクウェル・オーメラさんのパフォーマンスがはじまる前、ボランティアスタッフのおばちゃんの「かけ声」がラップ調でかなりおもしろかった。作家さんの仕込みだと思っていたが・・・・違ってた。あいちトリエンナーレの「名物お母さん」になると思う!キラキラ!

こちらも駆け足で見たので批評は出来ませんが、全体的におもしろくて見やすい会場構成になっていると思います。この国際展の良き点は、パフォーミングアーツ(舞台芸術)とファインアート(現代美術)との関係と比重がうまく構成されていて、舞台好きの方、美術好きの方が、同時に楽しめる企画がたくさんあると思います。

舞台では、山川冬樹さん、ヤン・ファーブルさんの舞台がお薦めです。ローザスは即完売らしいです。ボクは、梅田宏明さんの舞台を見る予定です。仕事で行けませんが、8月28日、友人である野村誠くんの「プールの音楽」が世界初演されます。強烈で最高に素敵な音楽会だと思います。こちらも是非目撃して下さい!

あっ、それと、名古屋市美術館では常設展も見る事が出来ます。キーファー、ベッヒャー、ミルロイ、ステラの作品が同じ空間に展示してあります。何とも言えないふしぎな空間ですよ。
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前田氏と水玉


約3時間の滞在でしたが、気持ちよく回れたと思います。次回は長者町エリアに行く予定。秋頃にね!

あいちトリエンナーレ2010
http://aichitriennale.jp/

さあ!羊の放牧です。
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by shinta_inoue | 2010-08-22 23:58 | 岐阜おおがきビエンナーレ2010
大垣放牧2日目
羊飼い放牧の2日目です。
6時30分駅前ロータリに集合。早速、脚立を使い怪しい場所での放牧開始。朝からテンションMAXです。それからお昼まで、放牧&ゴロゴロをひたすら繰り返す。八幡神社、スイトピアセンター、大垣城公園で洗顔、バス停、市役所、川沿い、滝、駅の通路、店舗前・・・・。いやいやディープな大垣を堪能しています。
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昼食後、食事をしたお店前で放牧スタート。移動し、またまた大垣城公園へ。今回の放牧で重要なシーンの撮影。お手伝いして下さった皆様、ありがとうございます。
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そして、最近OPENした大型商業施設の「AQUA WALK」へ見学に行く。まあー見学ついでにあれです。放牧しちゃいました。基本フリー放牧なので、施設の周辺をうろうろしながら散策しました。それにしても、駅前に大型施設をポンポン建てるのは便利でいいかもしれませんが、駅前の商店街がさびれ、その土地の文化自体も失われて行く感じがしますね。時代の流れかもしれませんが、本当に郷土を愛する事、文化を育て守って行く事のむずかしさを痛感致します。
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夕方、今プロジェクトの最重要ポイントであり、最難関の空間での放牧。これに関しては色々と問題が起きるのでシークレット。完成後の作品を目撃してください。
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はい、疲れがピークです。夕食後、夜の放牧へ・・・・。ひたすらゴロゴロと羊の箱を引っ張ります。映画を作るって・・・。本当に大変です。ボク以上に大変なのは、監督の鈴木光さんをはじめ、撮影の松島俊介さん、ADの高くんと丸ちゃん!ロケバス担当斉藤さん!貪欲に制作する彼らの姿勢に感謝いたします。本当にいい作品になってほしいなー。
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ということで、帰宅が22時30分。心地いい疲労感が全身を覆います。えー朗報です。2日で体重3kg減。放牧ダイエット成功です。みなさんお薦めでーす。
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by shinta_inoue | 2010-08-21 23:59 | 岐阜おおがきビエンナーレ2010