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水の取材ー京都国民文化祭の会議
4月から産經新聞が年間特集を予定している「水」についての取材がありました。天満橋キャッスルホテル1Fのカフェで記者の亀岡さんと合流。主に水辺で楽しむ方法、水辺ピクニック、琵琶湖から淀川、新作能「水の輪」、水鳥プロジェクト、鳥の巣箱プロジェクト、淀川の源流上高尾水域プロジェクトなど、僕が携わったプロジェクトを中心にお話いたしました。それにしても水辺の仕事が多いです。水を意識する事で新しい都市、まちつくりが見えてくると感じています。約1時間30分の取材。掲載は、震災の影響で5月下旬になる予定らしいです。是非、ご一読を!

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琵琶湖

18時 四条烏丸にあるアートNPOリンク事務所で「京都国民文化祭」の会議。
参加者:NPO法人JCDNの佐東さん、芸術活動推進プランユノーの牧野さん、京都芸術センターの山本さん、木津川アートの佐藤さん、アトリエ劇研の杉山さん、まいづるRBの森さん、ダンス&ピープルの五島さん、ミュージアム アクセスビューの阿部さん、こどもとアーティストの出会いの井手上さん。

京都に関わるNPOや各団体の人たちが集まるのはすごい。今回、国民文化祭に合わせて各団体がそれぞれの地域でイベントを企画しています。舞鶴で開催される「船」のアートプロジェクト、和知の演劇プロジェクト、大山崎の茶会やダンス、木津のアートプロジェクトなど、これらイベントやアートスポット、アートな人、京都の衣食住や風景をなどを含めたものをピックアップした京都全域のアートマップを作ろう!という会議でした。

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で、僕の役割は、半農×半X研究所代表:塩見直紀さんとこのマップの監修をする事になりました。これは楽しいお仕事です。京都市以外でも京都にはおもしろい所、美しい所、あやしい所がたくさんあります。現地の方々から情報をもとに取材を進めようと思っています。これは来年3月までのプロジェクトのなります。素敵でかっこいいアートマップ本を作ります。お楽しみに!あっそれと京都おすすめスポット等があればご連絡ください。

それと、昨日の朝3時、腎臓結石が再発。この病気は20年来のつきあいですが、相変わらず「痛い」です。お医者さんにたのんで腎臓のスキャン画像を頂く。2つとも正常に動いていました。頭痛、結石、痛風と「三代痛い」を持ち合わせしています。これはこれでこれなのです。ぬふ、現在調子良好!
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by shinta_inoue | 2011-03-31 15:16 | 羊飼いのひとり言
子ども達とデジタルワークショップシンポジウム
「はじめて出会うコンピューターは?」
子ども達とデジタルワークショップシンポジウム

場所:初音館(京都)

パネリスト:Seo Hyo Jung [韓国]、羅秀芝 [台湾]、栄暁佳[上海](予定)、デジタルはらっぱ(宮原美佳、佐藤忠彦、布山タルト、原田康徳、山口尚子)

コーディネーター:藤本 隆行

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13時30分 藤本さんのやわらかい口調から始まりました。シンポジウムのきっかけは、藤本さんのお子さんが教育現場(小学校)でコンピュータとどのように接しているのか?どんな使い方?誰が何を教えるの?このような疑問を解決する為に、このシンポジウムを開催されました。

まず、各パネリストが「子供たちとデジタル」を各国のアート事情や地域の特殊性を合わせてお話しされました。

韓国から来日されたアーティストのseoさんが紹介したソウルにあるアートセンター・ナビの取り込みが非常に興味深かった。
数学とワークショップ、料理とメディアアートなど、多ジャンルとの共同作業を各スペシャリストが参加し、学校、地域、福祉などの現場で長期間実践されている事がすばらしい。特に興味深かったのが「セタミン青少年プロジェクト」。これは北朝鮮から韓国に移住した人々を対象にしたプログラムで、韓国が抱える問題点を両極の情勢を踏まえ解決しようと考えられている。受恵側から生産者にシフトする教育プログラムが新しい試みである。

次に台湾から来日されたサンディーさん。彼女のプレゼンは、台湾における現代アートシーンを中心にお話しされました。想像以上にパフォーマンス系の作品が多かったですね。テーマは「資本主義からアートを取り戻そう!」です。いわゆるマイノリティーから何かアクションを起こそうよ!的な感じです。これも台湾が抱える社会問題などが作品に色濃く反映されていました。日本では僕らは何が出来るのか?と考えさせられるプロジェクトでした。ちなみに先日、ウエルカム飲み会でサンディーさんと同席して色々とお話しさせて頂き、僕のアートワークに興味を持ってくださりました。いつか台湾でプロジェクトをしてみたいですね。小さな村から発信する巨大プロジェクト!

上海から来日予定の栄さんはヴィザの関係で来日不可能になったので、サンディーさんの通訳である呉さんが代わりに上海デジタルワークショップについてお話ししてくださいました。中国は他の国とは体制も含めて事情が違いますね。コンピュータを使う前に格差の問題、都会と農村部の問題、教育、情報、体制の問題を多く抱え、デジタルのワークショップって必要?ってな話です。来月、僕も上海に上陸します。アナログとデジタルを意識しながら表現したいと思います。

ここから日本のデジタルはらっぱのメンバーの方々がプレゼンされました。
まず、宮原さんがデジタルはらっぱについての概要をお話されました。少し長くなるので割愛させて頂きますが、みなさんの話を聞いていると、日本にも様々なアプローチでデジタルワークショップがある事を知りました。ビスケット、ピッケのおうちなどソフトを開発して教育現場に納品する試みをしていました。美術ワークショップとアプローチの方法が違いますが、少し研究やビジネスの方に比重しているのかな?と思いつつ、現場では試行錯誤で運営されているのでしょう。

興味深かったのは、布山タルトさんのワークショップです。デジタルを楽しく学びながら子供たちに創造豊かなワークショップをしていました。美術に限らず単純におもしろいものはおもしろい。

子供は日々成長しています。瞬間を切り取る方法は即興に耐えうる力が必要です。僕はデジタルは未来があり、すばらしいものだと思いますが、これを使用する、もしくは教える側が創造力を持ち合わせないと全く違う方向に行ってしまう危険性があると思いました。たとえばWS中に停電したらデジタルWSはどうなるのでしょう。ここで即興性が求められると思います。電気が来ないので中止です!!は子供たちが悲しむでしょう。ひらめきとワークショップは紙一重です。

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その後、座談会式にシンポジウムは続きました。約7時間少し休憩を入れて話し合いました。通訳の呉くんが一番大変だったと思います。みなさまお疲れさまです。ぼくなりのデジタルワークショップをかんがえようかな?

あっ!NPO法人こどもとアーティストの出会いの井手上さんが、都道府県の小学校パソコン普及率は京都が1番らしいです。一人一台!。これは知らなかった。
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by shinta_inoue | 2011-03-26 23:59 | 未分類
近況・・。
あの日以来、僕は色々と考え行動した。
個人が出来る事はこの程度なのか・・。
真実を注視し、静かに祈る。
そして、僕は絵を描く。

生かされている一日の喜びを日々かみしめて。

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昨日、厳かに行われた卒業式。僕が提案した
2011年度卒業記念「記憶のタイムマシーン」が設置されました。
テーマが「smile」です。26人の卒業生が笑顔でありますように。


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近況報告です。
ここ数週間、2日間隔で頭痛が・・・。今日は大丈夫。明日は駄目かも・・。

全国的に各イベントが中止や自粛されていると聞きます。
僕の関係している大阪・吹田で開催するイベントも中止になりました。
今だから出来る事もあると思うのですが・・・。とても残念な判断です。
「ふしぎな森のふしぎな木」というプログラムを考えていました。
生命と自然、そして人との繋がりを視覚化する試みで、館内全体を森に想定し、
新しい物語を形成するインタラクティブな作品でした。

上海プロジェクトは進んでいます。新しい形での提案になりそうです。
現場入りは4月下旬になる予定。鳥をモチーフに上海発ー世界へがキーワード。
こちらは市民とのワークショップとメディアアートのコラボを目指します。
こちらでも何かしら出来る事があるはずです。

その他、夏に京都で新しいプロジェクトが2つ。展覧会が1つ、秋に海外公演が1つ。
いろいろと準備しています。

明日、京都の初音館でkinseiさんがディレクションしている「京都コンピュキッズ」のシンポジウムが開催されます。

これは韓国や台湾、それに日本で活躍するメディアアート関係者が集まって、各国のメディアアートの状況、子ども向けのコン ピューターを活用したワークショップの事例などを紹介するとともに、これからの考えていくべき「子どもたちとコン ピューターの関わり方」についてディスカッションします。関連事業で、28日に小学生向けのデジタルワークショップ、29日〜31日まで中高生向けのデジタルワークショップがあります。

詳細はこちら
http://kyoto-compukids.ws/

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ゆっくり進みましょう。
アートで出来る事はたくさんあると思います。
今、色々と考えています。まずは笑顔で生き抜きましょう。
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by shinta_inoue | 2011-03-25 15:20 | 羊飼いの口笛
空間作りの打ち合わせ@子育て青少年拠点夢つながり未来館
本日、吹田市にある「子育て青少年拠点夢つながり未来館」に行ってきました。
この施設は、今月27日にオープンを迎える為に準備中で、青少年や子育てされる方々が夢へとつながる拠点作りとして運営されます。今回はここでのお仕事。

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11時 阪急「山田駅」前で「NPO法人こども盆栽」の松浦さん、小島さん、蛇谷さんと合流後、未来館へ。3Fで担当者の方と空間について打ち合わせ。その後、館内を案内して頂く。それにしても立派な施設だ。大きな多目的ホール、リハーサル室、バンド練習スタジオ×3ルーム、調理室、工作室、会議場、シャワールーム、和室、図書館・・・・。何だか吹田市民がうらやましい!

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さて、僕はこのオープニングイベントの空間作りを依頼されました。このイベント自体は、約80名の地元の大学生、高校生が主体となって今年の2月から準備してきました。彼らの取り組みを尊重しながら、新しい空間を彼らに提案出来ればと思っています。

で、イメージしたのが「ふしぎな森のふしぎな生き物たち」。館内全体を「ふしぎな森」に見立て、「ふしぎないきもの」が生息していたり、ふしぎなクッキー、ふしぎな植物、ふしぎなDJ、ふしぎなピクニック等の空間構成を考えています。このふしぎな森から始まる新しい物語を市民の方々と作り上げたいですね。

さあ、時間がないので、明日までに簡単な企画書を作らなければ・・・。
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個人メモ

万博公園、千里ニュータウンと新しい街、吹き抜け、伝言
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by shinta_inoue | 2011-03-10 23:59 | 吹田未来館
光と照明による能舞台の陰翳 work#03~
照明家の藤本さんとの出会いではじまった、~光と照明による能舞台の陰翳 ~も第三回目になりました。学生の頃にダムタイプと出会ってから約20年。藤本さんの照明を見続けてきました。

山本能楽堂でのLED照明。これはかなり実験的に照明演出をされていて、伝統芸能とメディアアートがどのように融合し、新しい能世界を作り上げるか楽しみです。

先日、この~光と照明による能舞台の陰翳 work#03~の仕込みのお手伝いにいきました。僕が作ったLEDBOXも能楽堂空間に馴染んできましたが、もっと改良の余地があります。5月にも公演があるので、それまでに考えよう。はい。

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さて、今週の3月13日(日)に 山本能楽堂で光と照明による能舞台の陰影 work #03の公演があります。演目は「鉄輪/かなわ」です。京都・貴船神社が舞台でかなり怖いお話です。

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話は変わりますが、数年前、友人と3人とこの丑の刻(うしのとき)に貴船神社に行った事があります。正門から階段を上り社前でご神木を眺めていたら、巨大な黒い何かに覆われそうになり、友達三人で走りながら階段を降りた経験があります。それ以来、夜の神社は入る事が出来ません・・。それにしてもあれはなんだったのか・・。


2011年3月13日(日) 
山本能楽堂(大阪/日本)/鉄輪(光と照明による能舞台の陰影 work #03)
入場券: 前売り 3000円 /当日 4000円
全席自由

チケット発売開始   平成23年2月10日
チケット予約はコチラ

http://www.noh-theater.com/

それと、もう一つ藤本さんの公演があります。
こちらも是非、お越し下さい。
ポスト・パフォーマンストークも必見です。
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アイホールダンスコレクションvol.64
『true/本当のこと』
a new sound, light and dance performance
http://www.true.gr.jp/

2011年3月
18日(金) 19:30
19日(土) 16:00
20日(日) 16:00
21日(月祝) 16:00(自由席・開場は30分前)

★ 全公演終了後、ポスト・パフォーマンス・トークあり。
18日:白井剛 × 浅田彰(批評家)
19日:藤本隆行 × 石橋義正(映画監督・「キュピキュピ」主宰)
20日:真鍋大度 × 石橋素 × 名和晃平(彫刻家)
21日:川口隆夫 × 前田真二郎(映像作家・IAMAS准教授) × 砂山典子(X ダムタイプ・雑食系身体表現者)

会場:アイホール(伊丹)http://www.aihall.com/
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by shinta_inoue | 2011-03-08 23:59 | 山本能楽堂
六甲プロジェクト
MuDAのメンバーと怪しい計画をしています。
先日は怪しい空間(初音館)で怪しい会議をしました。
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参加メンバー
ゆーきくん、きょうこちゃん、クイックちゃん、クイックちゃんのお兄さん、はるちゃん、やすよさん、松ちゃん、みどりちゃん、奥田さん、山中さん。

秋頃、六甲の山で「宇宙」をテーマに新しい舞台作品を作る予定・・。
みんなで7つのイメージプロジェクトを立案。
さあ、これをたたき台に素敵な舞台を作ります。

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最後は映画「未知との遭遇」のクライマックスシーンをみんなで鑑賞会。

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ダンスと被り物、空間と瞬間移動を考えています。

MuDAのメンバーが3月11日(金)アバンギルドに出現します。
http://problematica.info/cb-colony/schale07.htm

僕も行けたら見に行きます。その他の出演者もおもしろそう!
Yangjahさんや亀井麻里ちゃんも出るんだ!

出演:
●Yangjah (dance) × Tim Olive (electronics) × Naka Takuji (sax, electronics)
●亀井麻里 (live cutting) × もぐらが一周するまで (electric guitar)
●つちのこかぞく (sound, performance) × 劇団まほうつかい(創作スタジオポレポレ) (dance&voice)
●MadRice (人体PAINT) × PROBLEMATICA (sound, stamp) × みすず (stamp) × woooo (stamp)
●QUICK・合田有紀(MuDA) (dance) × HRS(ANOTHER BASE) (dance) × ゴ→(PUMPKING) (dance)

企画:CB-Colony


OPEN 18:30 / START 19:30

adv.1000 yen + 1drink / door.1500 yen + 1drink
学生割引:1000 yen + 1drink
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by shinta_inoue | 2011-03-07 23:59 | 制作日記
仙人と引き蘢りは紙一重。

知らぬ間に3月です。
かれこれ2週間キャンバスに向かっていました。
時間の感覚がまったくない無の境地です。せつなく苦しい旅のはじまりです。

絵を描く。

この単純行為が、途方もなく見えない大きな世界で、
浮遊しながら小さな着地点を探す作業。
ねちねちとキャンバスと睨めっこ。あらゆる方法論を使って格闘する。
時には柱の影、布団の中、逆立ち、仰向け、うつ伏せ、腹筋・・。
身体と視覚を麻痺させながら
新しい世界を見いだすこの空間。完全覚醒するまでは・・・眠れない。

絵を描く。

美しく残酷な優しさを、ゆっくりとキャンバスに定着する。

ゴシゴシ、シュルシュル。

羊に涙を見せてはいけない。そんな絵を描いています。

ちょっと息苦しいので、浮上しました。
また、明日、深海に潜ります。ブクブク・・・。

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by shinta_inoue | 2011-03-03 01:41 | 制作日記