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第4回ー水の輪ーワークショップ@クルージング
2009年9月21日(月・祝)
第4回水の輪ワークショップ@八軒屋浜〜クルージング&ふしぎな水鳥を作ろう
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11時に天満橋のキャッスルホテルに到着。
本日のワークショップの会場です。(21世紀協会内会議室)

11時から狂言のお稽古を能楽堂で開催しているので、徒歩で能楽堂へ。
久しぶりに一人で街路を歩く。お天気がいいので気持ちいい。

子ども達は能楽堂内でお昼ご飯中。子ども達から色々と差し入れを頂く。
お腹が空いてる様に見えたのかな!?
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昼食後、八軒屋浜桟橋まで徒歩で移動。(15分)
頭の上に水鳥を乗せながら大行進。
何だか変で楽しい。子ども達もどんどんとテンションが上がって行く!
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到着後、あひるのガアーちゃんとご対面。
相変わらず大勢の人たちが「黄色い大きな物」に夢中だ。
芸術の面白さとむずかしさを感じる。
それにしてもこの黄色の大きな物体は・・・。
水都オープニングに、アートコンプレックスの小原さんから紹介して頂いたオランダ人のホフマンさん。
世界中の水辺でガアーちゃんを浮かべているんだな〜。
水都でも一番人気ではないでしょうか?
ところで、ボクのサファリは・・。
水辺の木陰でじっと佇んでいますよ。静かにじっと・・・。
これもこれでいいのだ。うん。ホフマンさんも気に入ってくれたのでよし○。

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さてさて、船に乗船(猩々号)。
ルートは、八件家浜桟橋→OAP港→土佐堀川→淀屋橋→中央卸売市場→堂島川→大江橋→中之島:水辺の文化座
やはり船に乗るとテンション・アゲアゲです。お天気もいいし!風が気持ちいい!川は汚いけど・・・。

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大阪には橋がたくさん架かっていて、俗に八百八橋といわれるほどです。橋のつく地名も多いですね。
たとえば、渡辺橋、水晶橋、淀屋橋、大江橋、戎橋 、心斎橋、京橋、鶴橋。他にもお堀もたくさんあります。
東横堀、長堀、土佐堀・・・。
この辺りをもっと水都でもアピールすると全体像が浮かび上がりそうです。中之島だけではないです。
「水都大阪八百八橋プロジェクト」全てクルージングでの大阪巡り。水辺から見る風景や音を散策。
天神祭がいいヒントなのかも!?行政、警察なども一丸になって盛り上げないと本当に見えなくなってしまいますよん。
いろいろとアイデアはあるんだけどな〜!?
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さてさて、船上では、狂言のお稽古が始まりました。

山本章弘先生が、マイクを持って謡ます。
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水  鳥:いかにやいかに。水鳥水鳥。龍神様がお怒りじゃ。水神様がお怒りじゃ。
子ども達:ピィ。なんでや なんでや なんでやねん。
水  鳥:水が濁れば龍神様の。道がふさがり通られへん。
子ども達:ピィ。こっちゃ こっちゃ えらいこっちゃ

子ども達はいつもより大きな声です。
水辺での謡は、リアルに心の中に響きます。

謡の中で「ピー」というかけ声があるのですが、
これを橋の下で謡うとよく響きます。洞窟のような感じ・・。

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ということで、全ての橋の下に入ると、
全員で大きな声で「ピ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」っと謡う事にしたのですが、
これが子ども達のテンションを上げる事になり、
ボクも一緒にマイクで「ピ〜」を連発!
完全にのどを痛めてしまいました。
それにしても大阪は橋が多い・・・。
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途中、水辺の文化座劇場で三田村管打団?さんが舞台でセッティング?されていたのかな?
水鳥船を停泊させ、僕らの為に素敵な水鳥の音楽を奏でて頂きました。アリさん&みなさまありがとう!
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中人の皆様もこんにちは!
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その反対側の岸辺は、ボクのサファリエリア!
ここではご父兄の方々との記念撮影場所です。
ここでも停泊して、水鳥の謡をお披露目。

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こうやって移動しながら見せる舞台もいいもんですね。
いつか実現したいな〜。やはり天神祭がヒントですね。

約1時間半のクルージング。
素敵な冒険の旅でした。
降船し、向かいのキャッスルホテル4Fへ移動。
今度は、「ふしぎな水鳥を作ろう」のワークショップです。

子ども達は全く疲れている様子がないです。
で、ワークショップの内容は、
前回のWSで、みんながスケッチブックに描いた水鳥がベニヤ板で登場します。
それに色を塗り、ふしぎなパーツを付けて水鳥を完成させます。
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このパーツを作るのが大変でした。想像以上に子ども達の線は難解で動きが速い。
京北スタジオで、ひたすら子どもたちの絵とにらめっこしながらパーツを切り出しました。
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今回は一人2点。
右向きと左向きの水鳥を作ります。これは舞台美術として使われる予定。
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はじめにペンキの使い方を説明。
さあ!スタート!!!

もう後は子ども任せ!
どんどん塗られていきます。
彼らの想像した水鳥が今にも羽ばたこうとしています。

約一時間で終了。
今回は、もう一つ秘密のワークショップがあります。
これも、以前制作した「天冠」に取り付ける水鳥を
スパンコールやビーズでデコレーションします。

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これも子どもたちには大人気。
約一時間の作業も集中して制作出来ました。

いやいや、本日は長〜〜〜い一日でしたね。
子どもたちはまだまだ制作したそうです。
疲れを知らないのか・・・・。

最後に挨拶をし、後片付けです。
スタッフのみなさまお疲れさまです。

さあ、僕らは演出関係のミーティング。
夜中の12時まで21協会のスタッフルームで白熱した議論が交わされました。
帰宅は、もちろん3時越え・・。
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楽しくて長い一日でした。
本番がどんどん楽しみになってきましたね。

この日は、NHKのディレクターの方が密着取材をしていました。
今日のWSも10月10日の生放送番組で放映される予定です。
子ども達と一緒に出演します。
こちらは緊張します。どきどき・・。

次は老松の制作現場から・・・。
by shinta_inoue | 2009-09-24 08:40 | 水の輪(新作能)
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