イラストレーションコース一回生の「インスタレーション演習:進級制作」。今年もいい作品が出来上がりました。2回のプレゼンをした事が、結果的にいい状況が生まれました。個々のオリジナル、作品に対しての思いが空間に表現されています。20日〜から対峰館で見る事が出来ます。一部の作品をご紹介します。
古い自転車の後部座席に白い箱を設置、小さな穴から2パターンのジオラマ空間を見る事が出来る作品です。移動可能型なので期間中は校内に出没予定。
小さな半円球にいろいろな顔が描かれています。これも空間を移動しながら形態を変化させる作品。素材は樹脂。
青色の食物を食べるをコンセプトに、パン、卵、飲み物などを食紅で彩色。それらを青い器にのせてセッティングし、食す。
編み物の作品。大きな赤いミトン(手袋)と小さな赤いミトンを制作。それを作者が身にまとい、他者が毛糸を解く。それらを時系列で記録する。赤い毛糸は大学構内を包み込む。
一枚の額から拡張する絵画の考察。流れと空間を意識し、精力的に自分と向き合った作品です。
約40枚のイラスト(ドローイング)。悩みに悩んで出て来た作品群。
小さな立体作品。空間を意識した作品。表情とポージングが孤独感を表現している。
白いエッフェル塔。素材は造花。花の都パリを皮肉った作品だと感じた。
土と鉄で作成した立体作品。展示場所と鑑賞ポイントにこだわりました。
可動式絵画の考察。エアキャップに着色。新しい絵画の視点のあり方を教えてくれる空間構成になりました。
その2に続く。