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家の前でロックフェス
ロックは好きだ。中学生の頃、ディープパープルとストーンズにはまりドラムを始めた。僕が育った地域というか、80年代は「ヘビーメタル」全盛期。日本のヘビメタバンド、ラウンドネス、44マグナム、アースシェイカー、X-rayが日本の音楽シーンに新しい息吹を吹き込み、世界の洋楽情報が大洪水の如く、ボクたちの脳に降り注ぐ時代でした。僕はホワイトスネイクのコージパウエルのドラムに魅了され2バスを練習し、スコーピオンズ、ACDC、ジミヘン等もよく聴いていた。FMラジオから流される洋楽をカセットテープに録音する事に夢中だったなー。FMステイションを愛読し、小林克也のベストヒットUSAがバイブルだった。

高校一年の頃だったかな?友達3人と自転車で堺から南港まで約2時間かけ、南港で開催されていた日本初のハードロック野外フェス「スーパーロック84大阪南港」を見に行った。チケット代が凄く高額だったので、必死にカーペット工場でバイトをしていた記憶がある。生でコージパウエルのドラムソロを見て震えが止まらなかった。マイケルシェンカーのギターソロを聴いて泣きそうになったあの頃・・・。そうそう、若き頃のボンジョビが日本の国旗を振って走り回っていたなー。本当に日本の歴史に残るフェスだった。今でもボクの大切な記憶。

あれから20数年、ロック以外の音楽にも夢中になり、日々色々な音楽と共に生活しています。

本日、ドンドンドンと重低音が古い町家空間に響き渡る。自宅前の河川敷で「八木町ロックフェスティバル2010」が開催されていた。パソコンの前で仕事をしていたが、気がつくと、自転車に乗って河川敷に向かっている僕がいた。あの頃と一緒・・。鋲付きのリストバンドはないけど・・。

このフェスティバルは、地元で活動されている「歌聴風月」という団体が企画していて、ご近所の八木酒造さんの酒蔵で、主にアコースティックのライブを年に数回開催したりしています。今までに柳ジョージ、杉真理、上田正樹などの往年のビックスターが酒を飲みながらゆるやかにライブを開催して来ました。主催者もよく知っているご近所さん。

会場に到着、大音量で地元のアマチュアバンドが演奏していた。何だろうこの気持ち。なつかしい。観客数は多いと言えないが、ゆったりとした空間でお年寄りから子供まで「ロック」を聴いている。フジロック、サマソニも大好きだが、これもなかなかええ感じ。会場の設営も最小限に抑え、主催者の努力が感じられる。照明もハロゲン灯。何だかロックな気分。近所の方々にご挨拶。一人でのんびりと音楽を楽しむ。

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ロックと言えばハーレ!これもええ感じ。CLUB ULTRAさん
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青空の下のPA卓!ロックや
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音響はかなりいい感じでしたが、モニターの調子が少し気になった。
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南丹市長と市会議員の広瀬さんも楽しそう
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主催者のKさん
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近所のこどもたち、それにしても観客が・・・。
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今回はパイロット的なフェスティバルだったと思う。主催者さん、スタッフさん、ミュージシャンの方々、お疲れさまです。いい休日でした。来年もヨロシクー。

今年の秋フェス!「音楽温泉」in 長野・渋温泉がお薦め。
凄く行きたかったが仕事の為に断念。千と千尋の神隠しの油屋のモデルになった老舗旅館『金具屋』でのライブ。あー行きたい。泊まりたい。温泉入りたい・・。
http://onsen-ongaku.com/
by shinta_inoue | 2010-10-11 23:59 | 羊飼いのひとり言
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